しまなみ海道を走ってきた
11月の3連休にしまなみ海道を走ってきた。
本当に最高の体験だったのでブログに残しておく。
準備
普通なら東京から広島まで新幹線で輪行するところだけど、今回は幸運にも車にロードバイクを積み込んで向かうことに。
予報では昼の気温は20度くらいまで上がるらしいけど、夜はそれなりに寒くなるので服装に気をつけたい。
しまなみ海道は75kmくらいらしいので、普段荒川に行くような軽装備で行くことにした。
またどうせ走るなら一眼で写真を撮りながら走りたいので、背中に一眼だけ背負って走るスタイルにした。
目標決め
ただ走るのでは面白く無いので、有名スポットに立ち寄りながら走ることにした。
ろんぐらいだぁす!ツーリングガイド3にしまなみ海道編が載っていたので前日にさらっと予習をした。
(さらっとなので15分くらい。もっとちゃんと読み込んでおけばよかった!)
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それで立ち寄るスポットをリストアップ。
- はっさく大福
- 大山神社
- ジェラート
- あの有名な石碑
- 無事完走する
最後のはスポットじゃないけど一番重要。大体の目標を決めていざ尾道へ。
尾道から向島へ
尾道から向島へは渡船(小型のフェリー)に乗って向かう。
日本一短い渡船路線らしい。乗船時間は3分くらいで、あっという間に対岸についた。
ちなみに料金は自転車含めて110円。
自動車でも120円と謎の激安!
しまなみ海道スタート
普段遠くに行くときは etrex30(GPSナビ) に走行ルートを表示させながら走るけど、しまなみ海道は終点まで青いラインが続いているので地図は不要と思いナビなしで行くことにした。
でも今にして思えば etrex を持っていけば良かった。
ツーリングガイドにはルートラボのルートも配布されており、それを見ながら走れば紹介されているおすすめスポットをもれなく立ち寄ることができたと思う。
尾道スタートだと序盤は市街地を走る
序盤は信号もそこそこあり、ストップアンドゴーが続く。
交差点を曲がることもあるが、ブルーラインのおかげで道に迷うことはない。
徐々に絶景が近づく
だんだん車の交通量が減っていき、市街地を抜けたことに気づく。
3連休初日の土曜の快晴だったにもかかわらず、車が少なくてとても走りやすかった。
綺麗な橋が見えてきて、「お、これを渡るのか?」と思いながら橋の下をくぐったけど、この橋は通過するだけだった。
因島大橋を渡る
しまなみ海道を走ると6つの大きな橋を渡ることになるのだけど、尾道スタートで最初に通過するのが因島大橋だ。
本来なら各橋を渡るときに通行料がかかるのだけど、平成28年3月31日までは自転車・歩行者ともに無料で渡ることができる。
橋を渡るためには、橋の高さまで登らないといけない。
ブルーラインをたどると自転車・歩行者はこちら的な看板が見えるので、その通り進むと斜度3〜4%の上りが登場する。
ノーマルクランクでもアウターローで登れる斜度だと思うけど、序盤に頑張り過ぎると後半きついと思うのでマイペースで登るとよい。
因島大橋は車道の下側が歩行者・自転車の通路になっていて、車だと絶対に見れない風景が見られる。
はっさく大福
因島に渡って道なりに進むとツーリングガイドにあったはっさく大福のお店を見つけた。
中に入ってはっさく大福を1つだけ注文(150円)。
はっさく大福の他にもいろいろあったけど、目的のお品だけ頂くことに。
はっさく大福、めちゃくちゃうまかった!
甘いあんこと甘酸っぱいはっさくの果実が大福の中に入っていて、食べるとはっさくの粒が弾けて、その食感がまた最高にうまい。
旅を振り返っても一番美味しかったと思う。
お店の駐車場にねこがいた。
大山神社
ツーリングガイドによるとしまなみ海道には2つの自転車に縁のある神社がある。その一つが大山神社だ。
大山神社は生口橋を渡る道をスルーして、そのまま市街地を5kmくらい走ったところにある。
この神社で自転車用のお守りを買うのを目的に寄ってみた。
買ったのはハンドルバーに付けるとちょうどいいループ型のお守りと、ヘルメットの内側につけるとちょうどいいサイズのお守り。
今思うと自転車2台あるからループ型のやつをもう一つ買っておけばよかった。
生口橋
因島から生口島にかけて渡るのが生口橋。
綺麗な橋である。
橋まで登る道はこんな感じになっていて走りやすい。
左側通行を厳守しないと突然のダウンヒルライダーに遭遇したときに危ないので注意しよう。
ジェラート
生口島にはジェラート専門店 ドルチェ 瀬戸田本店というのがあって、道なりに進んでいると出会うので時間に余裕があれば立ち寄ると良い。
とりあえずおすすめのやつを頼んだ。
たしか塩味と柑橘系のやつ。名前を忘れた。。
塩味って全然しょっぱくない!と思ったことは覚えている。
食事処を探す
生口島を走っているときで既に13時過ぎてたので、そろそろランチ補給したいと探しつつ先に進んでた。
こまめに補給してたのと絶景もあり、あまり疲れてはいない。
綺麗な紅葉も見れて、気温もちょうど良くとてもいい時期に走れた。
道なりに走っていたら道の駅があったのでそこでご飯を食べることに。
カキフライエビピラフを食べた。
道の駅の近くに変なオブジェクトがあったのでパシャリ。
強風で倒れないのか心配になる。
多々羅大橋
ランチを食べて体力が回復したのでペダルも軽い。
紅葉とみかんの木を見ながら坂を上る。
すると見えてきたのが多々羅大橋。
3つ目の橋だ。やっと半分。渡ると大三島だ。
渡り終えて下っているとヘリコプターが見えてきた。
サイクリストの聖地
多々羅大橋を下ると見えてくるのが道の駅 多々羅しまなみ公園。
ここには有名な石碑があって、しまなみを走ったら必ず写真に収めようと思ってた。
この石碑は2014年の10月25日に建てられたらしく、わりと最近だ。
上に乗っかってる石はサドルをイメージしているらしい。
大三島橋
若干日が落ちてきたから先を急いだ。
4つ目の橋を渡る。段々橋の高さまで上るのが疲れるようになってきた。
伯方島
伯方といえば塩。道なりに走ってると道の駅があったので寄った。
とりあえずアイスで補給。頼んだのは塩と抹茶のミックス。
やっぱり塩味は全然しょっぱくない。
伯方・大島大橋
日が暮れてきて急いでたので後半はあまり写真を撮らずに黙々と走ってた。
そんなこんなで伯方・大島大橋を渡る。
写真がないけど上りが辛かった。
大島に入ってだいぶ日が落ちてきた。
すすきと夕日がいい感じだったのでパシャリ。
来島海峡大橋
大島は海岸沿いではなくて山間を走るところがあって、そこの上りが地味にきついので油断はしないほうがいい。
普段峠に行く人なら全く問題無いと思うけど、ビギナーには心が折れかけるかもしれない。
これが最後の橋の手前にあるから厳しい。
最後の橋はラスボスっぽい雰囲気。
橋の長さもめっちゃ長い。
これでしまなみ海道もおしまいか〜と寂しく思いながら走った。
橋の終端に近づくとなにやらニョキニョキ生えているのが見える。
港に船がぎっしり入っていた。こんなに密集してるのは初めて見た。
今治駅
橋をわたってもブルーラインはまだ続く。
とりあえずブルーラインの終端であろう今治駅を目指した。
橋から5kmほどあって地味に時間がかかった。
85.8kmで到着。適度にアップダウンがあって簡単じゃないけど難しくもなく楽しかった pic.twitter.com/HsDJTDy2aA
— yutapon (@marukoron) 2015年11月21日
おわりに
走る前に考えていた目標は達成できた!
天気にも恵まれて最高の経験になった。絶対また走りに行く。